2010-01-01から1年間の記事一覧

勝手にベストムービー2010

今日は、大みそか。 今日で、2010年も終わりという事で、 毎年恒例(?)今年観たの映画を総括したいと思います。 今年スクリーンで見た作品リスト ≪1月≫ 1 サロゲート 2 ボーイズ・オン・ザ・ラン 3 おとうと ≪2月≫ 4 インビクタス 負けざる者た…

トロン:レガシー

途中、ちょっとウトウトして意識が飛んだら、 すでに新しい単語の嵐で、もはや人名なのかなんなのか判別不能に。 全く未知の世界というのは、持っている知識で補完できない。 残念ながら、ストーリーを追うことは断念し、映像を堪能することに専念しました。…

2010年の集大成

ノルウェイの森

一昨年から去年にかけて、村上春樹の本を結構な冊数読んだ。 古いもの新しいもの、短編長編、小説からエッセイまで。 間を置かずに立て続けに読んだというよりは、間に他の本を入れながら。 しばらくすると無性に読みたくなるのだ。 内容がというより、彼の…

バーレスク

確かにショーパートは、見応えがあるものの それ以外は特筆すべきものは無し。 やっぱり女性向きの作品でしょう。 向かないものをあれこれ語るのは、野暮なのでやめます。

最後の忠臣蔵

「死んだ者より、生き残った者の方がつらい」 瀬尾孫左衛門にとって、この十六年という年月は一体何だったのか? 討ち入り直前に命惜しさに逃げ出した臆病者の汚名を背負い、 忠義を誓った主の娘を隠し育て上げるという使命を背負い、 彼の背負ったものは、…

快楽の享受

楽しいことが見つかったら、それに向かって突っ走ればいい。 と言いつつ、どこかでセーブをかけていないと 後でしっぺ返しがくるんじゃないかと不安になってしまう。 そんな自分は、やっぱり小心者でしょうか?

武士の家計簿

贅沢が一様に悪でもなければ、倹約が一様に善でもない。 しかし、常日頃贅沢をする必要はない。 贅沢が当たり前になると、曇りが生まれることは往々にしてある。 困難を知恵と工夫で乗り越え、小さな幸せも敏感に感じられる。 倹しさの中にある豊かさとは、…

朝焼け

夜と朝の境界線が織りなす静謐な時間。 朝焼けは、早く起きた者のみが出会える実に贅沢な光景です。

一年

なんかしみじみと思う。 自分にとってこの一年とは何だったのか。 一日ではなく、一年を一つの単位として振り返ってみると、 何故か不思議と気持ちが穏やかになってくる。 それは善い悪いではなく、いかに日頃近くしか見ていなかったかに気がつくからかもし…

GANTZ

これは、どえらいものを映画にしたものだ… 見終わったあと、その場にいた誰もが、しばし固まった。 メジャー映画でありながら、万人に対して媚びるわけではなく、 大丈夫かと心配するほどのエグい描写に逆に引き込まれる。 二部作だから当たり前といったらそ…

小説版「ゆれる」を読んで

他人の本性というのは、どうしたってわからない。 その「わからない」という不安定な状態が嫌だからこそ必死になって推し量ろうとする。 時には、作り出して。 そうやって見出だしたものと、実際のものとの間にギャップか生じた場合、 人は激しく動揺するの…

荒川にて

荒川の土手に寝そべる。 太陽の光を思い切り浴びて 遠くで聞こえるトランペットの音に耳を傾けながら うとうと… 最高に気持ちがいいです。 本当に12月とは思えない陽気ですね。

日本のいちばん長い夏

人は、自身の感情、そしてその発露としての行動をどれだけ理性で制御できるのか? それを最も困難にするものが「戦争」なのかもしれない。 わかっているけど、止められない。 戦争は、始める事よりも、続ける事よりも、 終わらせる事が一番難しい。 一度振り…

SPACE BATTLESHIP ヤマト

「これが邦画!?」 開始5秒、目の前に映し出される光景に、全身から鳥肌が立つ。 まさにジュブナイルやリターナーを彷彿させる山崎貴監督の本領発揮。 邦画でこんなことが可能なのか。 圧倒的なVFXだけでも十分元がとれるものの、あくまでそれは手段な…

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

決して派手はない分、よりリアルな裁判映画。 劇中でも出てきたけれど、 裁判の傍聴というのは、言わば「他人の人生を高みから見物すること」 そんなものに意味はないとも思うけれど、 実際にそういう制度が存在するのには、やはり理由があるわけで、 それが…

読書の果て

本を読むことは好きだし 今となっては、 手元に読みたい本がない状態というのはありえない。 ただ、読書ないし本には終わりがない。 どんなに頑張っても、 この世に存在する全ての本を読み尽くすことは不可能だ。 それは、一生退屈しないという意味において…

飛べない飛行機

高く舞い上がるためには、どこかで支柱を切り離さなければならない。

ソラヘ

先日の旅で撮った一枚です。 空に向かって伸びる姿が印象的でシャッターを切りました。

旅の空

「空を見るために旅に出る」 余程の名所でない限り、そんな人は稀でしょう。 空はいつだってそこにあって、見ようと思えばいつでも見られる。 ただ空ほど多くの表情を持っているものはない。 意外と完璧な空に出会えるのは、限られている。 その点、今日の空…

雨の草津

草津温泉に来てます。 あいにくの雨ですが、 それはそれで楽しもうと思います。

世界の大きさ

知り合いで、この秋から自転車で世界一周の旅に出るという人がいる。 32歳から37歳まで、約4年以上の旅になるという。 正直、この話を聞いて衝撃を受けた。 それは、その想定している期間だ。 自分自身、これまで何度も、そして今でも、そんな旅の事を…

エクスペンダブルズ

「これがアクション映画だ、よく見とけ」 そんなスタローンの声が聞こえてきそうな ど直球のアクション映画。 アクション以外何も無し。 潔いまでにそれに特化したからこそ、小癪な批評を寄せ付けないのだろう。 銃撃、ナイフ、体術。 中でも体術のキレが良…

REDLINE

最高にクールな映画だ。 特にレースシーンの描写は秀逸。 この疾走感は、間違いなくくせになる。 シャープな絵のタッチと、心地よく刻むビートが実によく合う。 日本のアニメーションの可能性を改めて感じさせられた。 あえて言うなら、レースを妨害するくだ…

インシテミル

いまひとつ、はまらなかった。 なので、多言は無用とします。

十三人の刺客

勧善懲悪モノの肝は、 とにもかくにも「悪」の描き方にかかっている。 魅力的な悪役がいれば、映画は締まる。 その点、今回の稲垣は良かった。 曇り無き悪役に徹し、ブレがなかった。 ただ、日本映画史上最長をうたった合戦シーンに冗長さがなかったと言った…

食べて、祈って、恋をして

何かを辞めるということは 何かを始めることよりも、はるかに難しい。 もし全てを捨てて旅に出るなら、変わる事を恐れないことだ。 もしかしたら、これまでの自分を決定的に変えてしまうものに出会ってしまうかも知れない。 そしてそれは、他ならぬ「人」な…

三日

「三日坊主」というけれど まずは「三日」続けるところから、全ては始まる。

悪人

この世界には、善人も悪人もいない。 善い行為と悪い行為があるだけだ。 そんなことを言いながら、とかく人は決めつけたがる。 「あの人はいい人だから」 「あの人は悪い人だから」 それはどうしてなのか? きっとそれは、決めつけてしまえば、楽だから。 「…

等身大ガンダム

ガンダム、静岡に立つ!