2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

新少林寺

派手なアクションシーンもさることながら、 ずっしりと染み入るテーマ性のある作品だった。 やっぱり、僧侶達の一糸乱れぬ演舞は見ていて気持ちがいい。 ラストのエンディングテーマも耳に残った。 しかし、浄空役の俳優がものすごく誰かに似ていたけれど、…

マネーボール

「誰でも少年野球を卒業する日が来る。 その日がいつかは人による。」 「大切なのは、このやり方を信じ切れるかどうかだ。」 制約があってこそ、人は考え、工夫する。 制約がなければ、考える必要もなく、 既存の方法に疑問すら抱かないだろう。 世界を変え…

1911

「革命とは、万民に成り代わって永遠の幸福を追うことだ。」 中国の三国時代が、日本における戦国時代だとしたら、 辛亥革命はまさに日本における明治維新。 西欧列強の侵略を受け、軟弱化した専制政府に代わり、 国民の手による新しい国を作るための革命。 …

僕たちのバイシクル・ロード

「旅行」は誰にでも出来る。 しかし、「旅」は誰にでも出来るものじゃない。 まして、「冒険」と呼べる旅など。 旅をするのに必要なものは何か? 時間と金? 現実的にはそうかもしれないが、根本的には違う。 思うにそれは、 「旅立つ勇気」と「尽きない好奇…

TPP参加表明に寄せて

結局、TPP参加という結論を選んだのが総理で、 その総理を選んだのが民主党で、その民主党を選んだのが国民ということになる。 それが民主主義と言ってしまえばその通りだ。 ただこの件に関して、自分が引っ掛かっていたことも、問題にすべきことも、 参加す…

ステキな金縛り

ちょっと現実離れした「三谷ワールド」 その世界観になすがまま、身を委ねるというのもなかなか心地良い。 三谷流の「密室もの」はやはり面白い。 撮り方、間、伏線… 憎いくらいに笑わせ方のツボを心得ている。 何度か声が出た。 しかし、役者酔いするくらい…

スマグラー

「本気の嘘を、真実に変えろ」 なるほど、そういうことか。 全編重苦しいのに、不思議と爽快感がある。 役者同士、なかなかの芝居のぶつかり合いだった。 一つわかったこと。 高嶋兄弟は、ぶっ飛んだ役がよくはまる。

半年後の被災地

先日、被災地を訪ねて撮ってきた写真をUPしました。 http://photozou.jp/photo/list/1670589/5468766 人の気配がほとんど消え、爪痕だけが生々しい被災地の現状。 現場に立った時の衝撃は、伝聞による衝撃とは比べるべくもありません。 震災は全然終わってい…

エンディングノート

「わたしは死ねるでしょうか。上手に死ねるでしょうか。」 映画を見て、こんなにも泣けたのはいつぶりだろうか。 下手をすると、声が漏れてしまいそうなくらいに。 人が死を迎えるまでの一部始終を、 こんなにもリアルに追っていくというのは、かつてない体…