2010-01-01から1年間の記事一覧

ツーリング

ツーリングというのは、つくづく人生に似ている。 永遠に続く下り坂もなければ、 永遠に終わらない上り坂もない。 寄り道はしてもいいが、 引き返すなら早く決断しないと、後々大変なことになる。 「富士山が見たい」 ただその思いだけで、大月から御殿場ま…

Colorful

結局のところ、人はどんな人生を選ぶにしろ自由なのだ。 前向きに生きてもいいし、後向きに生きても構わない。 人生を諦めることも、人生に絶望することも、 その結果、自ら命を絶つことも、自由なのだ。 ただ一つ確かなことは、 そういう人生を選ぶことは、…

トイ・ストーリー3

不覚にも、涙を流してしまった。 おもちゃ同士の友情も、持ち主のおもちゃへの愛情も素晴らしい。 ただその中でも、おもちゃ達が持ち主の事を想う献身的な姿に心を打たれる。 どんなに乱暴に扱われてもどこか嬉しそうに見えるのは それがきっと子供にとって…

BECK

なかなか熱くなれる「バンド青春もの」ですね。 メンバーそれぞれの個性が出てる。 水嶋は違和感のない発音がいいし、 桐谷はこの手の役をやらせたら抜群。 惜しいのは佐藤の歌。 仕方ないとはいえ、こういう逃げ方をするしかなかったんだろうなぁ。 マンガ…

踊る大捜査線 The Movie3

世の中に、望むべき物と望むべからざる物があるとすれば、 「踊る3」は、望むべからざる物を望んでしまったが故の産物なのかも知れない。 今回、3を見るに当たり、これまでのシリーズを見返した。 驚くべきは、やはりテレビシリーズ。 初見から数年を経て…

エアベンダー

舞台設定、世界観、嫌いじゃないです。 というか、むしろ好きです。 ふんだんに盛り込まれた東洋的な描写。 何より、技を繰り出す型が美しい。 今作は、言ってみれば物語の第一部。 より深味を増した続編に期待したいと思います。

ちょっとしたこと

朝、駅で鍵をかけ忘れた自転車が 夜、帰った時に、そのままその場所にあった時 ちょっと、自分の住んでいる街の事が好きになります。

市民プールから見えるもの

この週末、あまりの暑さに耐え兼ねて 近くの市民プールに行ってきました。 もしかしたら、すごい人で、 泳ぐこともままならず、水につかる位かなと思っていましたが、 意外と人も多すぎるわけではなく、ちゃんと泳ぐことも出来ました。 しかし、何より驚いた…

Ipadが届きました

二週間前に注文したipadが、本日ついに届きました! 今、このブログも、慣れないタッチパネルで書いています。 新しいものを手に入れたからといって、 すぐに何かが変わるわけではないかも知れませんが、 新しいものが、新たな発想を引き出してくれることは…

象の背中

数年前の作品ですが 「象の背中」という映画を見ました。 どんな人間にも、絶対に避けては通れないものがあるとすれば、 それは、「死」 そして、一つの「死」からは必ず、 「残す者」と「残される者」が生まれる。 残される者は、残す者の事を想い、 残す者…

アイアンマン2

これは続編の宿命だが 戦闘シーンまでの 無理くり誂えたような話が冗長な印象を拭ぐえない。 スピード感のあるクライマックスは、確かに見応えがあるが スカーレット・ヨハンソンの格闘シーンの方が、キレが勝っていたかな。

iPadとiPhone

iPadとiPhoneだったら、どちらが欲しいですか? 仮に価格が同じだとしたら、どうですか?

宇宙ショーへようこそ

アニメーションを見るスキルというのは 年齢ともに成長するものなのか、衰退するものなのか? 映像、ストーリー、メッセージ性 三者のバランスが最高の位置で交ざりあってこそ 最高の満足度を産む。 複雑過ぎる筋書きは、他の二者の良さを妨げてしまう。 伝…

春との旅

「生きるってこういうこと」 偏屈な人間 好き勝手している人間 独りで生きていけると思っている人間 そういう生き方をしている人間にとって 人の優しさを知ること 人を許すこと そして、人を求めること それは自分の生き方の「負け」を意味している 「勝つ」…

借りぐらしのアリエッティ

なかなか鮮やかな映像で アリエッティが意外と大人っぽかったですね。 と言いつつ、 昨日の寝不足のせいか、半分うつらうつらしてました。 でもそれだけ、音楽も心地いいということで…

アウトレイジ

決して退屈というわけではないけれど もうひとつ深い感動という所までいかない。 よく出来た流れながら、怖さが物足りない。 もっとたっぷり間をとってもいいのでは。 あの独特の間と静寂が北野作品の真骨頂であり その間に、見る者は、感情を熟成させる。 …

告白

これを見て、人はどれだけ正気を保っていられるだろうか? 一つの出来事も、立場を代えれば、見え方が一変する。 何が善で、何が悪か? 何が正しくて、何が正しくないのか? 場面が変わる度に 見る者は、その答えを迫られる。 果たして、自身の価値観はそれ…

仕事

仕事って 「やってあげている」という意識から 「やってもらう」という意識に変わった時に 本当に自分のものになるんでしょうね。 「やってあげている」という尊大な思いがどこかにあると 意識せずとも、仕事における「責任感」が曇ってしまう。 お願いされ…

RAILWAYS

「幸せな人生って何ですか?」 一言では言えないそんな問い掛けに もし答えがあるとしたら… 「夢に向かって真っ正面から挑戦したことがあるかどうか」 そう言えるのかも知れない。 叶えたがどうかではなく その経験のある人の顔はきっと、輝いているはずだか…

青空

空が青いのは知っている。 でも、こんなに青かったっけ? カメラを持って歩くと、いろんな色が見えてきます。

意見

意見を求められたら、必ず何かしら出す。 良いか、悪いか 通るか、通らないか それ以前に 求められて何も出せないというのが、 自分としては、一番恥ずかしいし、許せないし、勿体ない。 常日頃から、「いざ」という時のために、備えておきたいと思う。

書道ガールズ

「夢中だから楽しい 楽しいから夢中になれる」 夢中になれる火種は、実はすぐ身近な場所にあるのかも知れない。 それに気がつけるかどうか。 それが何かというよりも 「夢中になっている」 その姿自体がかっこいいのだ。 何だか説明しようのない涙が込み上げ…

モノ作り

一番尊いことは、「生み出すこと」 一番必要なことは、「伝えること」 一番大切なことは、「伝わること」

ボックス!

キャッチコピーをつけるなら 「ぶつかり合って響き合う 赤い炎と青い炎 熱い心がまっすぐ届く どストレートな青春映画」 友情があって、恋があって ライバルがいて、強敵がいる 青春映画の醍醐味が余す所なく詰め込まれている。 何より主演の二人が、見事に…

自信

「やらなくてはいけないこと」 「必ず金になること」 それだけをやっていれば 確かに、無駄なく、合理的に生きていくことはできる でも、本来生きていく上で必要な「自信」というものは 「本当ならばやらなくてもいいこと」 「やっても一円にもならないこと…

タイタンの戦い

おもしろい! 単純明快なストーリー 期待を裏切らない迫力の映像 余分なものを削ぎ落として、ラストまで一気に駆け抜けるスピード感 まさに「胸をすく」一本 この映画に関しては、理屈は邪魔だ 見終わったあと、しばらく鼓動が止まなかった ラストがあっさり…

てぃだかんかん

普天間問題で日本が揺れる今 時期を同じくして、この映画が公開された事は 皮肉な偶然か、それとも幸運なめぐりあわせか。 子供が保育園に通う、おばあちゃんが買い物をする。 どこにでもあるそんな光景も、 すぐ隣を軍用機が飛び交っていれば、明らかにそれ…

息もできない

「愛憎」 月並みだけれど、愛と憎しみとは、紙一重だ。 愛があるからこそ、人は人を憎む。 そして、憎むということは、それだけ相手に対してコミットしているということ。 それは、やはり愛の形なのかも知れない。 だからといって、器用に生きられるわけでわ…

第9地区

エイリアンという存在の描き方からして 従来のSF作品とは一線を画する。 これがCGである事を忘れてしまうような 画面から伝わるあまりにリアルな質感に ただただ圧倒される。 実は、映像史の中でメモリアル的な位置を占める作品なのかも知れない。

ソラニン

人はいくつになっても 「青春」という青臭く未完成な空気を吸いたくなる時がある。 そして、未完のものに触れ、その部分を自身で考えて埋めようとする時 忘れていた何か、ごまかそうとしていた何かに気がつくのかもしれない。 宮崎あおいは、そんな空気を醸…