2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

崖っぷちの男

集中力を欠いた。 睡魔に襲われ、 途中から完全に話について行けなくなってしまった。 内容が内容だけにリカバリーが出来なかった。 やっぱり映画を見る時は、コンディションを整えておく事が大切だ。 ただ、自分にとってはそうなるべくしてなった作品だった…

BRAVE HEARTS 海猿

「レスキューに必要なのは、スキルと冷静な判断。 そして、ここ(心)だ」 これは面白かった。 純粋に楽しめた。 グイグイと引き込まれ、幾度も鳥肌が立った。 もし本作を、「着水」を基点に前半と後半に分けるとすれば、 後半も良かったが、前半がそれに増…

苦役列車

最初は素直にも見えた貫多が、次第に卑屈にひん曲がっていく。 「もうちょっと上手く生きればいいものを」 そう思わせる場面が随所にあった。 ただ、そこを上手く出来ないからこそ、人間らしく、 見ていて引き付けられるものがあるのだろう。 万事上手くこな…

ぱいかじ南海作戦

突拍子もなく、ぶっ飛んだ話だけれど、 いい意味でのふざけっぷりが面白い。 切なさや悲しさも、巧みに笑いに変えている。 表情が皆良く、南の島の風景と合間って気持ちが良かった。 見ていて自然と笑える作品だった。

星の旅人たち

「人は人生を選べない。 ただ生きるだけ。」 巡礼。 一つの目的地を目指して、ひたすら歩く。 この原始的でシンプルな行為が、こんなにも輝いて見えるのは何故だろうか。 出自も動機もバラバラの人間同士が、 目指す場所を同じくする事で生まれる一体感。 そ…

道-白磁の人-

「たとえ夢であっても、 それに向かって行動する事に意味がある。」 戦前・戦中の日本人と朝鮮人。 支配する側とされる側。 その両者が分かり会う事は、土台夢のようなものだったのだろう。 笑顔を交わした事で分かり会えたつもりになっても、 それは日本人…