2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ももへの手紙

映画のジャンルは数々あれど、 アニメでしか感じられない感情というのは確かにある。 舞台となった瀬戸内の風景が実に美しい。 訪れた人々を包み込むような温かさがある。 その一方で、妖怪のような不可思議な現象もあってしかるべき雰囲気もある。 実写では…

タイタンの逆襲

この手の作品の肝は、 一にもニにも登場するモンスターの造形と それに対峙する戦闘シーンの迫力だ。 その点に関しては、 前作で感じた快感にも似たインパクトには、明らかに劣る。 親子愛的な要素は別に要らない。 ラストの相手も、 巨大さこそあったが、雰…

ジョン・カーター

半分近く寝た。 映画の嗜好は、人それぞれ。 個人的には、この手の作品はコメントしようがないというか。 コメントし甲斐がないというか。 今回は、すみません。

バトルシップ

「(エイリアンとの関係は)コロンブスと原住民に似ている。 もちろん、俺達が原住民だ。」 エイリアンというのは「見つける」ものではなく、 地球がエイリアンに「見つかる」ものなのだ。 果てしない宇宙のどこかにいるかも知れない宇宙人に地球からメッセ…

アーティスト

色と声を無くすだけで、映画はこんなにも濃密になるのか。 表情は豊かさを増し、動きはより伸びやかになる。 映画の持つ本来の魅力に鳥肌が立った…。 確かにそう思ったが、 それは色も声もあって当たり前の今だからこそ言えるのかもしれない。 モノクロとサ…

スーパー・チューズデー

「クソみたいな政界の中で、 忠誠心は唯一信頼出来る“通貨”だ」 程度の差こそあれ、「理想」を持たない政治家はいないだろう。 そして、一方に理想を叶える「権力」という力が存在する。 もし「理想」が真に信ずるに足るもので、 その両者が一直線で結び付い…

トロール・ハンター

ノルウェーという舞台で、 どこかユーモラスな雰囲気のある「トロール」を 得体の知れない化け物として、ドキュメンタリータッチで迫っていく。 その設定で妙に引き付けられた。 「フェイクドキュメンタリー」という手法。 臨場感という点ではいいが、展開が…

僕達急行A列車で行こう

肩に力を入れずに 自分の好きなものに真っ直ぐ向き合える人は、 やっぱり素晴らしい。 それが回りからどう見られようと気にしない。 出来そうで出来ない自然体な感じに引き込まれた。 いろんな縁で繋がっていく展開も心地よかった。 総じて、画面に悪意がな…