2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

英国王のスピーチ

「国王は権威の象徴だ。何故なら国王は国民に向かって話すからだ。」 劇中に出てきたこの台詞によるならば、 「話す」という行為こそ、国王にとって最も重要な要素と言える。 仮に「飾り」だとしても、その言葉を人々は拠り所とし、勇気をもらう。 その根幹…

先人の言葉

「何もしないで、何も言われないより 何かやって、文句を言われた方がいい」 市川団十郎が十二代目を襲名するかどうかで悩んだ時に浮かんだ言葉。 悩んだ時、迷った時、目の前に明かりを燈してくれるのは やはり人生の先輩の言葉かもしれない。

ヒアアフター

ずっと何かが起こりそうで 結局、最後まで何も起こらなかった。 一応物語における最低限のマナーとして、並行して進む3つの話が最後に結びついたものの、 そこから期待に応えるような展開にはならなかった。 正直、物足りなさは否めない。 好きなイーストウ…

洋菓子店コアンドル

よく映画というのは、今の自分の状況を反映すると言われます。 自分が幸せな時は、シリアスな作品を 気持ちが沈んでいる時には、明るい作品を選ぶと言います。 そして今日、選んだのがこの作品でした。 人生とは何だと一概に言うことはできません。 生き方に…

迷い

今、強く憧れ、行きたいと願う場所があります。 しかしそこに行くには、今手にしている多くのものを捨てなければなりません。 人は選択の場に立った時、否応なく自分というものと対峙する事になります。 「自分の強度」というものを思い知ります。 これまで…

断捨離

最近よく頭に浮かぶ「断捨離」という言葉。 不要なモノを断ち、捨てることで、モノへの執着から離れ、 身軽で快適な生活を手に入れようというもの。 断・捨・離 実は、後半に行けば行くほど難しくなる。 人間、一度手にしてしまったものは、どうしても手放し…

あしたのジョー

演じるために肉体があるわけではない。 肉体のために演じるわけでもない。 強いて言うなら、肉体それ自体が役者なのだ。 極限にまで鍛え上げられた身体というのは、 もはやそれを使って何かするまでもなく、多くのものを語りかけてくる。 この「あしたのジョ…

おすそ分け

今日読んでいた本の中で、こんな言葉に出会いました。 「人生は一回だけです。でも充実して生きれば一回で十分です。」 何気ない一言ですが、何かハッとしました。

アブラクサスの祭

なんだか「ダシの入っていないみそ汁」を飲んだ感じだ。 印象的なカットや台詞はあるものの、映画としての深みがいまひとつ。 非常に期待していただけに残念。 悩みに対して 映画からヒントはもらっても 答えは自分で見つけないといかんな。

打ち上げ

大きなプロジェクトというのは、 携わる人間が多ければ多いほど、 その中で自分の関わった部分というのが、本当に微々たるものだったと気付く。 しかし、それは決して空しいことではない。 それはつまり 自分の知らない所でも、たくさんの人が自分と同じ目標…