2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

息もできない

「愛憎」 月並みだけれど、愛と憎しみとは、紙一重だ。 愛があるからこそ、人は人を憎む。 そして、憎むということは、それだけ相手に対してコミットしているということ。 それは、やはり愛の形なのかも知れない。 だからといって、器用に生きられるわけでわ…

第9地区

エイリアンという存在の描き方からして 従来のSF作品とは一線を画する。 これがCGである事を忘れてしまうような 画面から伝わるあまりにリアルな質感に ただただ圧倒される。 実は、映像史の中でメモリアル的な位置を占める作品なのかも知れない。

ソラニン

人はいくつになっても 「青春」という青臭く未完成な空気を吸いたくなる時がある。 そして、未完のものに触れ、その部分を自身で考えて埋めようとする時 忘れていた何か、ごまかそうとしていた何かに気がつくのかもしれない。 宮崎あおいは、そんな空気を醸…

夜桜

ちょっとキレイな写真が撮れました。

ハート・ロッカー

人間、年を重ねると、 何かを好きでいるという感情が摩耗していくのかも知れない。 あれもこれもと言ってはいられず、本当に大切なものが絞られていく。 まして「戦場」という特殊な場所に身をおけば、尚更明確に見えてくる。 最後に一つ、彼の中に残ったも…

桜の続く道

伊豆高原駅の桜です。 数百メートルに渡って続く桜のトンネルは、やはり圧巻でした。 でも桜というのは、目で見た印象を写真で捕らえるのがなかなか難しいですね。

マイレージ、マイライフ

「人間関係は、人生で一番重たい荷物だ」 その信念にゆるぎない確信を持っていても、 人は本能の部分で、人を必要としてしまうのかもしれない。 結婚の魅力を「愛」と言う相手を鼻で笑いながら、 河に落ちた一枚のパネルを拾うために、躊躇なく河に飛び込む…