「口先だけの偽善者。 そういうのが一番悪質なんだ。」 日々流される事件報道。 そこで描かれるストーリーは、言うまでもなく大人が作ったものだ。 ただし、大人が作るストーリーが必ずしも真実とは限らない。 大人は、都合の悪い事実は隠蔽しようとし、 よ…

「人間には３種類いる。羊と狼と番犬だ。」 「戦争で影響を受けない人間はいない。」 「俺は殺した人間の事を、神に説明出来る。」 戦争にどれだけの大義名分があろうとも、 戦場で引き金を引くのは、一人の人間の決断にかかっている。 たとえ敵であろうとも…

「世間がエグい現実に疲れているんだ。」 「犯人を恨むと、加害者に思いがいってしまい、被害者が二の次になってしまう。」 「あなたに静人はどう映りましたか。 あなたの出会った静人だけが、あなたの知り得る静人なんです。」 人の死にとって大切なのは、 …

「尊敬されるべき人間が無視されるのは、間違いだ。」 五輪の舞台にコーチとして立つ。 その栄光に取り付かれた大富豪。 その偏執的な妄想の中では、金メダリストでさえも自分の下に置く。 絶対的な主従関係が崩壊した時、彼の精神も異常をきたしていく。 人…

「過去が無いなら、未来を作ればいい。」 渋谷すばるの歌に始まり、渋谷すばるの歌に終わる。 歌を主役に据えるならば、相応の歌唱力が必要になるが、 それに匹敵するものがあったということだろう。 「歌謡」という言葉が良く似合う古きよきキャバレーの雰…

「チョビひげの無い男とキスをするのは、 塩無しで卵焼きを食べる様なものだ。」 芸術の価値とは面白いものだ。 その作品自体の良し悪しというよりも、 その作品にまつわる物語に人は金を出す。 そしてその物語が真実であるかは重要ではなく、噂であっても良…