春との旅

「生きるってこういうこと」

偏屈な人間

好き勝手している人間

独りで生きていけると思っている人間

そういう生き方をしている人間にとって

人の優しさを知ること

人を許すこと

そして、人を求めること

それは自分の生き方の「負け」を意味している

「勝つ」ためには

自分の生き方が正しいと叫ぶためには

最後まで、死ぬその時まで、その生き方を貫き通すしかない

勝ちたい。

でも、本心では「負けたい」「負けてもいい」と思っている。

かといって、上手な負け方がわからない。

だから、生きるって事は難しい。

でも、人生ってそういうもの。

偏屈な人間も、涙も流せば、笑みもこぼれるもの。



一度、予告編を見てからずっと気になっていた作品。

ようやく見ることが出来ました。

「生きる」ってどういうことなのか?

ゆっくり穏やかに、深く重く考えられる一本でした。