てぃだかんかん

普天間問題で日本が揺れる今

時期を同じくして、この映画が公開された事は

皮肉な偶然か、それとも幸運なめぐりあわせか。

子供が保育園に通う、おばあちゃんが買い物をする。

どこにでもあるそんな光景も、

すぐ隣を軍用機が飛び交っていれば、明らかにそれは異常だ。

東京にいてもそれはわかる。

ただ、海を埋め立てて基地を作るという事を

東京で暮らす人間が、どれだけ切実な問題として受け止める事ができるだろうか?

なぜ今、沖縄や徳之島の人達が必死になって基地建設に反対しているのか?

その「なぜ」に対して、この映画は一つの答えを示してくれている。

やはり、失ってはいけないものがあるのだ。




確かに、鳩山首相の進め方には問題があるかもしれない。

ただもし政権交代がされなかったら、

さも当たり前のように辺野古の海は埋められていただろう。

それを考えると、正直ぞっとする。