ソラニン

人はいくつになっても

「青春」という青臭く未完成な空気を吸いたくなる時がある。

そして、未完のものに触れ、その部分を自身で考えて埋めようとする時

忘れていた何か、ごまかそうとしていた何かに気がつくのかもしれない。


宮崎あおいは、そんな空気を醸し出すのがやはり上手い。

何より、サンボマスターの近藤さんが自然な感じでよかった。

ただ映画としては、中盤から終盤にかけての間延び感が否めない。

前半がよかっただけに残念。