スマホを落としただけなのに

スマホって自分の分身だよね。これを見れば、その人の人となりが分かる。」

スマホって宝箱にもなるんだよ。」

「太陽が爆発しても、8分間はその事を知らない。」

「俺の事は信じられなくても、自分の事は信じろっていうのか。

俺はそんなにお人よしじゃないから。」

「私の人生あげるから許して。」

スマホがつながっているだけで、娘が生きていると信じている。」

「彼女からもらった人生を、麻美は麻美らしく生きればいい。」


スマホに密着すればするほどスマホは分身となり、

分身を奪われた時のリスクは高まる。

「なりすまし」の恐怖には寒気も覚える。

ただサイバー以外の部分に関しては、

ステレオタイプによる描写も多く、不快にも感じられた。

スマホが関係無い取って付けた様な展開も白ける要因になった。

何か薄くちぐはぐな印象が残った。