FOUJITA-フジタ-

「人間は奮闘しなければいけません。」

「パーティーは待ってくれません。」

「スキャンダラスになればなるほど、バカになればなるほど、

自分に近づく。画がきれいになる。」

「絵は絵空事。物語があった方がいい。

良い絵は、いつか物語を越えて残っていく。」


パリで絵を描くこと。

芸術の中心で勝ち抜いていく事は容易ではない。

華やかさとその裏側にある厳しさも垣間見た。

パリでのシーンは当時の華やかな空気感が感じられた。

一転して、日本のシーンは総じて重く、観念的で、睡魔にやられた。