猿の惑星:新世紀(ライジング)

「奴らは、電気も、明かりも、熱も必要としない。それが恐ろしい。」

「いつもエイプは、人間に勝ると思っていた。

それが間違いだった。我々も人間と同じだ。」

「エイプは強い枝に従う。」


全ては信じる事から始まり、裏切る事で全ては終わる。

そこに人間とエイプの差はなく、あるのは「信じる者」と「裏切る者」だけだ。

少しのきっかけで切れてしまう人間とエイプの「信頼」という綱渡りを見た。

エイプが作る集団。

リーダーの在り方一つで、組織全体が大きく左右されるのを物語っていた。

今作もまた、エイプの表情が実に豊かだった。