舞妓はレディ

「舞妓はアイドルや。おじさんが会いに行けるアイドルや。」

「私たちはお金をもらって、夢のような時間をあげるの。」

「舞妓に必要なのは若さ。一生懸命の若さ。

そこに客は人生の春を見る。」


京の言葉が、京の街を作る。

言葉を軸に、舞妓への道を描くのも面白い。

確かに言葉から所作が生まれ、街の色が出来るのかも知れない。

舞妓と京都とミュージカル。

異色と言えば異色の組み合わせだが、

それぞれの持つ色が合わさる事で、より華やかさが増す。

晴れ晴れとした作品だった。