護られなかった者たちへ

生活保護を受けたら、全て我慢しなくちゃいけないんですか?」

「公務員が最も恐れるのは、自分より大きな権威だ。」

「これは権利なんです。

最低限度の生活を国が保障するのは、当たり前の事なんです。」

「笑顔でいなさい。皆優しくしてくれるから。」

「誰に怒っていいのか分からないよ。」

「心配はするもんだ。されるもんでねぇ。」

「これは一生懸命生きてきたご褒美。」

「死ぬ時位人間らしく死にたい。そういうの難しいんですよ。

死ぬ時は独りだから。」

「声を上げれば、誰かが応えてくれるんです。

手を差し伸べてくれるんです。」

「全ての人を救う事は出来ない。大事なのは、原理原則だ。」

「震災は怪物。誰も立ち向かう事は出来ない。

でも、けいさんが死んだのは人間のせい。」

生活保護は、最初で最後のセーフティーネットです。」

「あなた達は決して独りじゃない。」

「勇気を出して声を上げて下さい。

不埒な者の声よりも、もっと大きく、もっと図太く。」

「死んで良い人間なんていないんだ。」

 

護られるべき人間が護られない

セーフティーネットに意味は無い。

問題なのは、助けを必要としている人間が、

助けを求める声を上げられない事だ。

善人の仮面を被り、自ら手を汚す事無く、

人間の良心に付け込んで、

声を封じるやり方は性質が悪い。

天災は防げなくとも、

人災は防げるし、防がなければならない。

生活保護は最初で最後」という言葉が印象的だった。

命綱が一つしか無ければ、必然的に敷居は高くなる。

社会保障に厚みを持たせる事が重要だろう。