RBG 最強の85才

「男性の皆さんにお願いです。私達を踏み付けているその足をどけて。」

「淑女であれ。自立せよ。」

「性別による差別は、女性を後押しするのではなく、檻に閉じ込める。」

「法律や命令が憲法とぶつかる時は、優先すべきは憲法です。」

「オペラには、正義も慈悲も全て描かれています。」

「法律については、身を捧げられる程、愛を持っています。」

「社会は小さな声に耳を傾けるべきです。大きな声と同じ様に。」


得てして、差別をする側は差別の存在にすら気が付かない。

自身が身を持って差別の壁にぶつかったからこそ、

彼女は強い信念を持って差別と戦う事が出来たのだろう。

謙虚で、冷静で、寛容で、ユーモアがある。

ただ戦うべき時は、曲げずに信念を貫く強さがある。

一気に社会を変える事は難しい。

だからこそ、セーターを編む様に、一歩ずつ変革させた功績は大きい。

また、夫であるマーティンの存在も非常に大きい。

最も身近な存在が自分を認め応援してくれる事がどれだけ支えになる事か。

その人間性に感服する。

国家のトップに自分の理解者がいる。

それが国民に与える勇気は計り知れない。

RBGが支持される理由、その存在の持つ大きさを感じる事が出来た。