Vision

「17歳に戻って、お前と出会いたかった。」

「幸せは、その人の心の中にある。」

「目は、心の中に付いとる。」

「見るもの、聞くもの、触るもの、感じるもの。それが全てだ。」

「自分は世界の一部だ。それがわかっただけで十分だ。」


山の中で深呼吸をしている様な感覚に浸る。

山の表情を丁寧に切り出していた。

映像の美しさは確かにあったが、

物語自体はさほど動きのあるものではなく、

感動するというものでもなかった。