RRR

「権利を請う必要は無い。」

「影を踏まれた蛇は二度と現れん。」

「一方の手で守り、もう一方の手で殺す。」

「話したければ頭で考えても駄目だ。

行動に移せ。」

「誰が嫌いな男のバイクに乗るか。」

「瞳の奥でいつも何かを探してる。」

「奴等には人の悲しみや涙の痛みが

分からねえんだ。」

「兄貴との日々は俺の宝だ。」

「お前が立派な武器だ。」

「銃弾の真価を示せ。」

「味方にすべき人を敵に回し、

親友も裏切った。」

「全村人に武器を握らせると約束しろ。」

「銃の無い革命を知った。」

「ビームの歌声は民衆を武器に変えた。」

「勇気が私を奮い立たせる。」

「責務とは行為であり結果に非ず。」

「何があっても目的を見失うな。」

「警察官になったのは解放闘争の為。」

「俺はマッリを救ったが、

あの人は祖国を救おうとした。」

 

銃だけが革命を起こす訳では無い。

一人の男の勇気と行為が

民族の誇りを呼び覚まし、

闘志に火を着ける。

非道な圧制者に対して、

敢然と立ち向かう姿は、

否応無く胸を熱くさせる。

虐げられた体験を共有出来る者ならば、

熱狂するのも当然だ。

大義の為とは言え、

敵の軍門に下る闘争は精神的に苦しい。

歌有り、踊り有り、アクション有り。

観客を存分に楽しませる要素は最高だ。

且つ屈しない信念や立ち向かう勇気等、

熱いメッセージを心に刻んでくれる作品だった。