リスペクト

共産主義こそ黒人の求めていたものだ。」

「男の人を恐れる必要は無い。」

「あなたには才能がある。自分に自信を持って。」

「神から頂いた才能は使え。」

「音楽は救ってくれる。」

「黒人の地位向上なんてお遊びは止めな。」

「自分の心が動く歌を探しな。

でないと成功も覚束無い。」

「歌いたいものを歌い、着たいものを着たい。」

「姉妹で歌う事の良さは、

言葉無しで通じ合う事だ。」

「私はまだ自分探しの途中。」

「不当に扱われた事のある全ての人に捧げます。」

「平和を得るには、平和を乱す必要もある。」

「闇へ行くな。強がっているが震えている。」

「神から逃げ出そうとしたけど引き戻されたの。」

「お前はまだ始まったばかり。何でも出来る。」

 

歌いたい歌を歌う。

簡単な様で実に困難だ。

人種の壁。性別の壁。

望まずともぶつからざるを得ない。

才能は自分の意思で使えてこそ、

充足感を得られる。

迷い、悩み、傷付きながらも、

歌い続ける中で答えを見出していったのだろう。

歌い続ける事自体が、

答えだったのかも知れない。