ワンダーウーマン 1984

「真実は変えられない。

恥ずべき事は、真実から目を背ける事。

嘘から真の英雄は生まれない。」

「博物館の真の支援者は、我々を陰で支え、博物館に光を当てる。」

「時間の針を戻せ。人間に限界は無い。」

「僕は今日を救う。君は世界を救え。」

猿の手よ。何かを得たら、何かを失う。」

「嘘からは何も生まれない。大切な時を失うだけ。」

「全てを手に入れる事は出来ない。全てのものには、代償が要る。」

「世界はありのままで美しい。真実は素晴らしい。」

「コツを覚えれば、力は必要無い。」

 

全ての物事には代償が必要だ。

其れが世界の真実である。

何も失う事無く、願いが叶うと考えるのは虚構だ。

真実から目を背け、虚構に躍る。

万人が無秩序に願いを欲すれば、

世界が混乱に陥るのは必至だ。

全てを手に入れられないからこそ、人は取捨選択をする。

様々な選択の繰り返しの中で、

本当に大切なものに気付いていくのだろう。

全てを手に入れられないという真実は、現実を肯定し、

大切なものに気付くという意味で素晴らしいとも思える。

力を有した狂人が民衆を扇動する事で招く

混沌と危機を目の当たりにした。

現実と対比して、汲み取るべきメッセージがあった。