アベンジャーズ/エンドゲーム

「俺達は先に動く事が出来ない。報復しか出来ない。」

「偉いよ。先は見えなくても、一歩踏み出すことは。」

「世界はこの手の中にある。僕たち次第だ。」

「良き人、良きヒーローになる為には、ありのままの自分を受け入れること。」

「大儀の為に個人の幸福を犠牲にするのは虚しい事だ。」

「生まれて来る子の為なら何でもする。」

「過去を知る者がいる限り、新しい世界を受け入れられずに抵抗する。」

「ヒーローの仕事に危険は付き物だ。」

「トニー・スタークにも心がある。」

「あるべき自分より、ありのままの自分で生きたい。」

「自分自身の人生を生きてみたかった。」


大切な人を守る為なら、自己犠牲も厭わない。

真のヒーローの姿があった。

まさに究極の全面戦争。

ヒーロー達が一同に集結する場面の高揚感は、他の追随を許さない。

あの感覚は、一朝一夕に醸し出せるものではない。

何年にも渡り、何作品にも渡り、

積み上げて来たものが爆発したからこそ生み出せた唯一無二の瞬間だった。

全力を尽くして散るからこそ、次なる世代に希望を託す事が出来る。

これまでシリーズを引っ張って来たレジェンド達の最高の花道だった。

前半の冒険部分から後半の対決部分に至るまで。

だれる事なく画面に惹きつけられ、

長さを感じさせないあっという間の3時間だった。

非常に気持ちの良い至福の映画体験を味わう事が出来た。