ビリーブ 未来への大逆転

「入学理由は、夫を理解して良き妻になるため。」

「大きく目立つ事の失敗は見えている。」

「裁定はその日の天候に左右されないが、時代の空気には左右される。」

「法律は永遠に修正され完成しない。」

「我々にはハーバードの権威を守る責任がある。」

「怒りを利用しろ。」

依頼人の為に正義を問いたい。」

「法律が男女を差別するなら、男女は平等にはなれない。」

「法律は、女は家庭にいて、男は仕事をする事を前提にしている。」

「男も男らしさに縛られている。」

「国民への税のかけ方に、国の価値が表れる。」

「正しいだけじゃ勝てない。」

判例法は、無謀な挑戦で出来ている。」

公民権は裁判所が与えてくれるお菓子じゃない。」

「まず人の心を変える。それから法律を変える。」

「社会が変化したら、法律も変化するべき。」

「理性は全ての法律の魂だ。」

「国を変えろとは言いません。勝手に変わるからです。」

「国を変える権利を守って欲しいのです。」

「性差別がある限り、撤廃せねばなりません。」


社会が変化するなら、それに伴って法律も変化するべきだ。

それは至極正当な論理だ。

ただその変化は、何もせずに自ずと起こるものではない。

長きに渡って支配して来た価値観を変える事は容易ではない。

変化は起こるものでも、変革は起こすものだ。

おかしい事をおかしいと声を上げ、闘って勝ち、そして手に入れる。

今ある権利は、先人達の努力の結晶であると改めて感じさせられた。

正しいだけでは勝てない。

どう勝つかが法廷モノの醍醐味だ。

過去に存在した事実を知ると共に、

逆境に立ち向かい勝利をつかみ取る爽快感も味わう事が出来た。