僕に、会いたかった

「何の為に学校に行き、何を学ぶかが重要だ。」

「釣りは頭でするもんじゃない。」

「徹の事はみんなで見守っていくんだ。」

「いつでも遊びに来なさい。愛美ちゃんも家族なんだから。」

「テストの点数で人の価値が決まるんじゃない。」

「ここでは一人にさせてくれないんだ。」

「離れていても家族の想いは繋がっている。」

「ここは天の恵みに溢れている。」

「一緒に笑って、一緒に泣いて、一緒に生きて、家族になっていくの。」

「今から始まるの。」


ここでは一人にさせてくれない。

何も無くても絆があれば生きていける。

時にお節介な位の人の繋がりが救いにもなり得る。

家族は在るものではなく成るもの。

過去が取り戻せないのなら、これから未来を作っていけばいい。

隠岐諸島雄大な自然と、そこで育まれた人の絆を感じる事が出来た。