「私たちが守っているのは、本だけど、本だけじゃない。」
「この世に正しい人間だけしかいない世界があるのか。」
敢えて言おう。
表現の自由が大切なのは分かる。
そのために、本や図書館を守るべきという事も分かる。
ただ、そこから何故、銃撃戦まして戦争になるのか。
その飛躍が腑に落ちない以上、
どれだけドラマチックに見せられても、どこかで冷めてしまう。
本来守るべき図書館の敷地内だけ
銃火器の使用が認められるというのもいかがなものか。
フィクションとは柔軟であるべきだが、
根本に共感出来ないと、入り込むのは中々難しい。