WOOD JOB! 神去なあなあ日常

「いい仕事をしたかどうかわかるのは、俺らが死んだ後からだ。」


林業」とは、自然が育んだ「林」に、人間の「業」が加わる事で成り立つ。

荘厳な巨木の上に立つ人間の姿を見た時、改めてそう感じられた。

あの圧倒的な迫力は、両者が重ならなければ生まれないだろう。

自分のした仕事の成果は、自分が生きている間にはわからない。

前の世代の植えた木によって生かされ、後の世代のためにまた木を植える。

今という刹那的な感覚の中で生きている事に比べれば、

その大いなる時間的スケールがとても力強く映る。

自然と共に生きるという事は、決して見世物などではない。

その逞しき世界の前では、「スローライフ」という言葉もあまりにチープなものだ。

林業」にスポットを当て、それをここまで迫力ある映像に描き出したのはすごい。