道-白磁の人-

「たとえ夢であっても、

それに向かって行動する事に意味がある。」


戦前・戦中の日本人と朝鮮人

支配する側とされる側。

その両者が分かり会う事は、土台夢のようなものだったのだろう。

笑顔を交わした事で分かり会えたつもりになっても、

それは日本人の都合の良い解釈に過ぎない。

時代の価値観は、時として一瞬で変わる。

「時代が正しいとする行為」と「人間として正しいとする行為」

どちらが正しいか、自分自身で判断し、

周囲に流されず、後者を選べる人間が、

やがてその行為によって報われるのだろう。