本を読む本
書物には味わうべきものと、呑みこむべきものとがある。 また、わずかだがよくかんで消化すべきものもある。 ――― フランシス・ベーコン
この言葉、すごくないですか?
これを見つけたとき、「なるほどなぁ」って唸ってしまいました。
これだけでも満足したところですが、
「読書とは受身ではなく、積極的な行為である」
というテーマの下、論じられているこの本。
「読書をするのはいいことだ。だからたくさん本を読みましょう!」
というような精神論ではなく、
まさに「読書のテクニック本」
野球に例えるなら、
ピッチャーの投げた球を、どう見極め、どう打ち返すかを示してくれています。
文字通り、この本を読んだら「本」が読みたくなります。
というより、どうせ同じ読むのなら、
この本を読んでから読んだほうが、
吸収率にかなり差が出てくるような気がします。
そのせいか最近を本を買いまくってます…
では、もう一つ深い言葉を、
思想を持たない言葉は無意味であり、 また言葉がなければ、思想や知識を伝達することはできない。 文法とは、思想とのかかわりにおいて言葉を捉え、 論理とは、言葉とのかかわりにおいて思想を捉える。
読書に限らず、いろんなことが学べる気がします。