ターミネーター ニュー・フェイト

「マシンに息子を殺されて、私の心は死んだ。」

「あなたを守る。それが私の使命。」

「警官が100人居たら、100人の警官が死ぬ。」

「危険なのはあなたじゃなく、あなたの子宮。」

「あなたが死ねば、全員が死ぬの。」

「自分が何を選ぶかで未来は変わる。」

「無茶をして短い一生になっても、立ち上がって戦う。」

「未来なんて興味無い。大事なのは今何をするか。」

「人間同士が戦えば、リージョンの思う壷。」

「運命なんて無い。未来は自分で創るもの。」

「あなたが未来なの。」

「今度は私があなたを救う。」

「二度と彼女を死なせない。それなら、やるべき事をやらないと。」


科学技術が進歩すればする程、一度AIが人類の敵になった時の脅威は増大する。

携帯電話にしろ防犯カメラにしろ、

ビッグデータがAIにとっての恰好の武器になると考えると恐ろしい。

時代が進んだ分、T2当時に比べて脅威は現実味を帯びた。

運命を言い訳にして諦めず、自分で未来を創る為に戦う。

普遍的で熱いメッセージがしっかりと伝わってくる。

救った者に救われる。

救われたから救いたい。

時空を越えた絆が胸を打つ。

不死身のターミネーターに追われる恐怖は、やはり追走劇としては最高だ。

アクションもドラマも見応えのある作品だった。