マグニフィセント・セブン

「目的は正義。人として当然の。復讐は手段。」

「撃つ相手を憎悪しろ。」

「戦う理由がある。」

「人は死ぬ場所を選ぶ権利がある。」

「炎で失ったものは、灰の中に見つかる。」


改めて最強の設定だ。

戦えぬ者達の為に、ならず者が集結し、自らを犠牲にして、巨悪に立ち向かう。

弱き者の為の自己犠牲は、やはり胸を打つ。

7人のキャラクターも各々特徴があり、だからこそ7人の並びが実に良い画になる。

ただ、その7人の戦いで終わらないのも大きな要素だ。

7人の存在によって、それまで絶望していた人々が再び立ち上がる。

老若男女がそれぞれ自分の出来る事で、一丸となって戦う姿は美しい。

ストレートに痛快な気持ちにさせてくれる作品だった。