草間彌生∞INFINITY

「創る側からすると、全てがギャンブルで未知の世界だ。」

「芸術家の生活は大変厳しい。道は自分で見つけるしかない。」

「渡米前に2000枚の作品を焼いた。必ずこれ以上の作品を作ると決心した。」

「美術の歴史を塗り替えてやる。」

「芸術をホットドッグやアイスクリームの様に売って何が悪い。」

「世界の平和や愛の永遠を私の芸術を通して伝えたい。」

「評論家に見放された目立ちたがり屋。」

「彼女はトラウマを創作に昇華させた。」

「彼女を正当に評価させるのが私の使命。」

「彼女から始められる松本の子供は幸せ。」

「今は死に物狂いで創作している。」


芸術家は、自分の好きな様に創作していれば自ずと評価されるものではない。

認められたい。認めさせる。

明確なビジョンと強い意志と行動力。

時には剥き出しの欲望を全面に出す事も必要だろう。

60年代当時、日本人の女性が単身アメリカに渡り、芸術で名を上げる。

壮絶な闘いがあったに違いない。

草間彌生の強さを目の当たりにした。

今では評価されている事が当然に思えている芸術も、

そこに至るまでには本人のみならず様々な人々の闘いの歴史があった事に気付かされた。