イエスタデイ

「あなたと生徒なら生徒を選ぶ。」

「いつか誰かに追い抜かれると思っていた。それが君だった。」

「君はモーツァルトで僕はサリエリだ。」

「生涯で最高の曲を聴けた。」

「私が差し出そうとしているのは甘い猛毒。お金と栄光。」

「たった5曲で音楽の概念を変えた。」

ビートルズのいない世界は退屈。正しく使ってね。」

「幸せだった。それ以上の勝ちは無い。」

「幸せになる秘訣は、愛する女に愛を伝え、嘘を付かずに生きる事だ。」

「名声の横取りはしない。」

「2位で終わる名曲もある。」


何の事前情報も無く突然ビートルズの曲に出会い、

雷に打たれた様な衝撃を受ける。

それはある意味で、至福の体験なのかも知れない。

一度聴いただけで人々を魅了し世界を変える。

改めてビートルズの楽曲自体が持つ圧倒的な力を実感した。

偽りの上に手に入れた栄光は、どれだけ突き詰めても満たされ切る事は無い。

他人の力で認められても、結局は自分が苦しくなるだけだ。

嘘を抱いたままでは、真の幸福は得られない。

名声か愛か。

潔くどちらかを選択する決断が必要だろう。

自分に正直に生きる最後は実に清々しかった。