県庁おもてなし課

「本当の良さを知らなければ、人を呼ぶべきではない。」


どんなものにも「特徴」はある。

ただどんな特徴もそれ自体は、良くも悪くもない。

それを捉らえる人間が、良く捉らえるか、悪く捉らえるかこそが重要だ。

「特徴」を活かすも殺すも、まさに人次第ということだろう。

ラストの台詞に重みがあった。

誰しも自分の「ふるさと」には愛着があり、その良さも知っている。

ただそこには、「自分が生まれ育った土地」というボーナスが加算されている。

だからこそ、その場所に縁もゆかりも無い人を招こうとする時には、

そのボーナスを差っ引いてもなお、その良さを語れる努力が必要になるのだろう。

「おもてなし」とは、自分のエゴだけでは、到底出来るものではない。