チャッピー

自分で学び、自分で考え、自分で成長する。

「意識」を持ったロボットは、果たして危険か、安全か。

人工知能を持ったロボットの開発が可能になれば、

無条件に乗り出しても良さそうなものだけれど、そこに待ったをかける。

ロボットは従順であれば良く、過度に進化したロボットは危険になるのだろう。

また、生と死についても考えさせられた。

「死ぬ」とは何か。

そもそも「生きる」とは何か。

「意識」を持って「生きる」と捉らえるならば、

テクノロジーの進歩によって、永遠に生き続けることが出来る。

ロボットとして生まれ変わるというラストは、なかなか斬新だった。


やはり、ニール監督作の映像はすごい。

現実にロボットが溶け込んで見えるリアルさがある。

生まれたてから成長していくロボットにしては、

決して可愛いとは言えないビジュアルも、

細かな仕草によって愛らしく見えてくるものだ。