虚②

「『楽』をしているんだから、それは受け入れろよ」

そんな声に素直に、頷けなくなっている自分がいる。

「浅く生きる事で、自分を守る」

そんな生き方をしている自分の喉元に「虚」という刃を突き付けられているような感じだ。