テレビとネット

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放送と通信の融合


そんな言葉が登場して久しい昨今。

数年前と比べると、驚くほどネットの中に「動画」というものが存在しています。

「映像はテレビで見る」という常識は、明らかに変わりつつあるように感じます。

糸井重里さんの言葉で、こんなものがあります。

市場の動きはヒマな人がつくる

確かに、忙しい人ほど、ゆっくりと物事を見極める時間もなく、

結局、「流行っているもの=良いもの」として捉え、

消費していくというのもわかる気がします。

放送時間が決まっているテレビだと、

どうしてもその放送時間に画面の前にいなければなりません。

(録画という手段はあったとしても)

それに対して、「ネットによる動画の配信」という事がもっと一般的になったら、

「見たいものに支配される時代」から


「見たいものを支配する時代」へ


Windows Vistaが登場し、リモコンでパソコンを操作する時代が来ます。

もはや、物理的な動作としても、その差はなくなっていきます。

リモコンでワンタッチで、

「テレビによる放送」と「ネットによる配信」を切り替えられるようになったら、

見る側としては、

「これはテレビ、これはネット」と意識して見る事があるでしょうか?

「映像を見る」という点について、

今後、この両者の関係性はどうなっていくと思いますか?

それぞれの役割を持って、ちゃんと住み分けをしていくんでしょうか?

それとも、ネットの方に収束していくんでしょうか?

このブログを通じて、実体験として初めてわかった、

「ネットの中に存在するコミュニケーションの温かみ」

これはこれまで一方的だったテレビにはない言わば「強み」ともいえる気がします。

上手く結びつけば、テレビを凌駕する魅力を兼ね備えていると思います。


人は、テレビに何を望み、ネットに何を望んでいくんでしょうか?



ちょっと、堅苦しくなってしまいましたが、

もし良かったら、ご意見を聞かせて下さい。