「生きているものは、手間がかかる。」
「面倒なことをするのが、私たちの仕事です。」
「親子は夫婦ほど簡単には切れないものだ。」
「神様が考えてくれないなら、自分達で考えるしかない。」
どんなに仲良く、幸せそうに見えていても、
生きていればいろんな事が起こる。
良い時だけではなく、悪い時ほど分かち合えるのが家族なのだろう。
自分の存在を肯定出来ない者にとって、
落ち着ける居場所があるというのは、それだけで救われるものだ。
親子でもなく、兄弟でもなく、姉妹だからこそ生まれる関係性もいいものだろう。
総じて、穏やかな気持ちになる作品だった。