走れ!T校バスケット部

「どんなに才能があっても、バスケは一人じゃ出来ない。」

「勝つってこんなに面白いんだな。」

「挑戦しなければ、何も始まらない。」

「本当にやりたい事があるなら、堂々とやればいい。」

「自分のプレーでチームを引っ張っていく覚悟はある?」

「個々の力を引き出してまとめていくのがリーダーの役割だ。」

「白瑞で起きた事は、もうお前一人の問題じゃない。」

「最後は仲間を信じる事だ。」

「この試合に勝つ事より、みんなの一生の思い出になる方が大事。」

「バスケと仲間に救われた僕だから教えられる事があると信じて。」


バスケで受けたトラウマはバスケによって、

仲間からの裏切りによるトラウマは、仲間との信頼によってこそ、

本当に克服出来るものなのかも知れない。

トラウマを受け入れ、共有し、共に戦ってくれる。

本当に信頼し合える仲間ほど心強いものはない。

まさに王道とも言えるスポーツ物の熱さを味わえる作品だった。