フォックスキャッチャー

「尊敬されるべき人間が無視されるのは、間違いだ。」


五輪の舞台にコーチとして立つ。

その栄光に取り付かれた大富豪。

その偏執的な妄想の中では、金メダリストでさえも自分の下に置く。

絶対的な主従関係が崩壊した時、彼の精神も異常をきたしていく。

人を人とも思わない思考がもたらした悲劇だったのだろうか。


ただコンディションが悪かった。

一週間分の疲れが蓄積された金曜の夜は、睡魔力も強烈だ。

もうここでしか見られないにしても、

作品に対して、申し訳ない気持ちになる。

休みに見られたら良かったが、致し方ない。

勿体なく、残念だった。