ずっと何かが起こりそうで
結局、最後まで何も起こらなかった。
一応物語における最低限のマナーとして、並行して進む3つの話が最後に結びついたものの、
そこから期待に応えるような展開にはならなかった。
正直、物足りなさは否めない。
好きな
イーストウッド作品にしてはやや残念。
ただ霊能者として生きる事の苦悩は伝わった。
人に知りたい事を知る権利があるとすれば、
同時に知りたくない事を知らないままでいる権利があってもいい。
全てを知る事が必ずしも幸せになるとは限らない。
それは確かにそうかもしれない。