銀魂2掟は破るためにこそある

「教えを請うた者を先生と呼んで何が悪い。」

「武士にとって最悪な事は、認められない事だ。」

「大将を失ったら、戦は負けだ。」

「裏切り者は裏切りによって死ぬ。」

「お前はいずれ殺す。だからこんな所で死ぬな。」


担ぐ者と担がれる者。

単なる利害を超えた人間同士の信頼による絆。

それが新選組の強さでもあり、魅力でもあるのだろう。

メジャーな作品でありながら、

ふざけた笑いを容赦無く盛り込んで来る姿勢はある意味見事だ。

悪ふざけでも、それを見て笑ってしまったなら、笑わせた者の勝ちだ。

笑えない悪ふざけは、不快になったり、冷めたりするだけに、

しっかりと作り手のセンスが問われるものだ。

笑いと感動をバランスさせるのは命題なのだろうが、

最後までふざけた笑いだけで終わるというのも見てみたい気がする。