パシフィック・リム: アップライジング

「運命は自分で開くものだ。」

「自分が何者であるかを決めるのは自分だ。他人の言う事は関係ない。」

「彼らも最初から英雄だったわけじゃない。」


英雄とは、一人の人間に限らない。

その精神を伝える事で、次世代へと継承されていく。

マシーンでもモンスターでもない。

あくまでロボットであり怪獣である。

他のハリウッド作品では見られない巨大さとフォルム。

それがやはり見ていて気持ちが良い。

世界を救う為には、戦場となる街は、容赦無く破壊し尽くす事も厭わない。

この徹底した潔さも怪獣映画の醍醐味だろう。

舞台もさる事ながら、日本を感じさせるのも、日本人としては嬉しい限りだ。

インパクトと物語の深みでは前作の方が上かもしれない。

ただ巨大なロボットと怪獣がスクリーンを縦横に暴れ回る快感は、やはり最高だ。