キングスマンゴールデン・サークル

「物事は広い始点で見ろ。」

「人は別々に旅をするが、目的地はみんな同じだ。」

「撃たれた時に感じたのは、完全なる孤独と後悔だけ。」

「これは終わりの始まりではなく、始まりの終わりだ。」


期待を裏切らず、最高にぶっ飛んでいて、最高にキレている。

常識やセオリーを度外視して、躊躇や遠慮もない。

人も容赦無く死んでいくが、その散り際も鮮やかで美しくもある。

どのキャラクターも失ってしまうには勿体ないし、

もっと見ていたいと思わせる位に魅力的だ。

ハリーの復活は嬉しいが、ウィスキーの喪失は惜しい。

人だけではなく、セットもアイテムもそれぞれがかっこいい。

面白さに徹し、テンポも良く、痛快に楽しめる作品だった。