We Love Television?

「失敗しても投げない。そこからが勝負。」

「最後の1秒まで決定としない。」

「頑張る気持ちをおいておかないといけない。」

「夢は、諦めない限り終わらない。」


自分の中に「正解」を持っている作り手は厳しい。

その正解に辿り着けなければ、許しても、認めてもくれないだろう。

ただ、正解を目指して努力し、正解に辿り着ければそこが「ゴール」。

「ゴール」に着いて、ようやく人は安心を得られる。

一方で、欽ちゃんは決して「正解」を示さない。

自分の中に「正解」はあるのか。

そもそも自分の中にも「正解」は無いのか。

「正解」が無いものを目指すのは、「正解」の有るものを目指すよりも遥かに難しい。

いつまでも、安心させてくれない。

いつまでも、頑張る事をやめさせてくれない。

それこそが他の何よりも上回る欽ちゃんの「厳しさ」であり、

何かモノを生み出すという事の本質なのだろう。