ミュージアム

「捜査ってのはパズルみたいなもんだ。

一つ一つをつなげていけば、自ずと事件の輪郭が浮かんでくる。」

「いかなる状況であろうと、可能性を捨ててはならん。」

「伊達に刑事で飯を食ってるんじゃない。」


殺人は表現であり、死体は作品であり、そのコレクションをミュージアムと称する。

それが異常であればあるほど、見る側により異常なものを求めさせる。

最悪の結末を期待するとは、そういう事か。

役者同士の鬼気迫る演技のぶつかり合いは、中々見応えがあった。