ウォルト・ディズニーの約束

「“ねずみ”を売り渡す事は、死ぬ事に等しい。

“ねずみ”は家族なんだ。」

「我々は、想像力で悲しみを癒す。そして、人々に尽きせぬ希望を与えるんだ。」


原作者のこだわりと、映画制作者のこだわり。

原作者が自身の生み出した作品に対して、強い思い入れを持つのも無理からぬこと。

その一方で、映画には映画の文法というものがある。

両者の間に大きな壁が存在した時、それを乗り越えるのは、やはり制作者の情熱だろう。

原作者を説得して映画化をする責任。

ある意味でそれは、出来上がった作品で応えるしかないのかもしれない。