2013-12-29 利休にたずねよ 俺流独断映画評 #練習用 「茶とは、人の心に適うもの。」 「美は私が決める。私が作るものが伝説になる。」 聖人の様に見えて、 利休ほど業の深い人間はいないのかもしれない。 「美とは何か」 その価値判断を自身が支配しようとする人間が、無欲であるはずがない。 ただその深い業が、利休に味をつけ、人々を引き付けたのだろう。 無味無臭の人間なら、面白味がない。