47RONIN

「人は主君の命を奪った者と、同じ空の下では生きられません。」


冒頭の狩猟のシーン。

見たことのない獣が現れた時には、正直期待感を抱いた。

忠臣蔵でありながら、モンスターが出てくるというのは、

日本人が作るものでは有り得ない。

日本の伝統的な題材をベースに、外国で大胆なアレンジを加えるというのは面白い。

ただ後半に進むに連れて、新鮮な驚きというものは無くなっていった。

やはり忠臣蔵である以上、一応筋を曲げるわけにはいかなかったのだろう。

せっかくなら、もっと妖術を駆使して、ぶっ飛んだ 世界にしても良かった様に思う。