「人は主君の命を奪った者と、同じ空の下では生きられません。」
冒頭の狩猟のシーン。
見たことのない獣が現れた時には、正直期待感を抱いた。
忠臣蔵でありながら、モンスターが出てくるというのは、
日本人が作るものでは有り得ない。
日本の伝統的な題材をベースに、外国で大胆なアレンジを加えるというのは面白い。
ただ後半に進むに連れて、新鮮な驚きというものは無くなっていった。
やはり
忠臣蔵である以上、一応筋を曲げるわけにはいかなかったのだろう。
せっかくなら、もっと妖術を駆使して、ぶっ飛んだ 世界にしても良かった様に思う。