2013-12-09 かぐや姫の物語 俺流独断映画評 #練習用 改めて見返してみると、実に切ない物語だ。 ただ何より、かぐや姫の表情の豊かさには圧倒される。 顔のみならず、身体ごと、さらには画面全体に姫の感情が表れていた。 姫が都から駆け出すシーン。 それまでとは全く異なる筆致で描き出す事で、 荒々しくその怒りともつかない悲しみが伝わってきた。 そして、桜のしたで舞うシーン。 流れる様な動きに、全身から喜びが溢れていた。 アニメーションという表現の可能性をさらに広げたのだろう。 ツッコミ所も多々あったけれど。