ジャンゴ繋がれざる者

実に痛快なエンターテイメントだった。

ただやみくもに銃撃戦をやればいいというものではない。

どう見せ、どう持っていけば、かっこよく見えるか。

それを知り尽くしているのだろう。

全ては最後のあの微笑みのために。

あの一点のために、それまでの3時間があると言っても過言ではないだろう。

怒涛の展開をみせる後半は、いつの間にか画面にくぎづけになっていた。

サミュエルLジャクソンの立ち位置もポイントだろう。

音楽の使い方も実に良い。

理屈より、映画の面白さを味わった。